人生初の宝石店、人生初のネックレス

ゴールドジムのTシャツを着たまま宝石店デビューを果たした。

暑い日が続く夏。少しだけ鍛えられた体にTシャツ一枚で出歩くと、少しだけ寂しい。かといってガチャガチャした服は着たくないし、派手な靴も履きたくない。

ネックレスをはじめとしたジュエリーは、そんなワガママを叶えてくれるものなんだ。

そう思って入店した宝石店・ツツミ。自動ドアを開けると、視界がぼやけるほどの宝石たちがショーケースに佇んでいる。もちろんゴールドジムのTシャツを着ている人は他にいない。

自ら店員さんに目を合わせ、「メンズがつけてもいいネックレスはありますか?」と聞く。

店員さんは戸惑ったに違いない。明らかにジム帰りだと分かる男が一人、何も知らなさそうに質問してくるのだから(笑)

でも、そこはさすがに百戦錬磨。「ゴールドか、シルバーか」という質問から始まり、好みの長さ、太さなどの意見をすり合わせていく。途中で「ジム帰りですか?」とか「朝からトレーニングはすごいですね。」と話が膨らむと、とてもいい気分になってしまった。

そんな流れで提案されたものが2本。ショーケースから出されたネックレスは輝きがすごい。

どちらも試着させてもらって、勢いで二十数万円のネックレスも試着させてもらった結果、僕は「プラチナネックレス(40cm)」を買うことにした。

45cmが基本なのだろうか。でも僕の感性に従えば、今回のテーマは「控えめに。だけど確かに身につけている。」そんな感じで40cmを選んだ。

そうそう、昨日新しくしたばかりのネイルを店員さんに見せた。少し驚いた様子だったが、ネイルを始めたきっかけとかを話せて楽しかった。メンズネイルはマイノリティだけど、話のきっかけになるし、自分の強みを人との関わりに活かせるから魅力的。

「ネイルをしているなら、ブレスレットをすると手元に視線がいきますよ。」と教えてもらったから、未来の自分に伝えておいた。

宝石は人生の目次だ。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です