出口陽 10th Anniversary LIVE

ハジマリノオト
10年前に唄った「ハジマリノオト」。それは”歌手・出口陽”としてのスタートを告げたオト。そこから毎日、毎月、毎年歩みを続けてきた出口陽さん。10年の月日が流れた今日(2025年4月6日)、赤羽 Reny alphaで唄ったハジマリノオトは、11年目の始まりを告げるオトとなりました。
懐かしの「現場」
と言っておきながら、僕は陽さんを応援し始めてから一年も経っていません。これまで参加してきた公演は「定季公演」と「生誕祭」のみ。今日のような大きな会場は初めてで、会場を埋め尽くし、スタンディングで応援するファンの皆さんに囲まれると、「箱」とか「現場」といった表現がぴったりだと思いました。(それがすごく懐かしくもありました)
記憶に居続けた松下唯さん
ライブ前半には、ゲストの松下唯さんが登場。みんすん(で合っているでしょうか)として曲を披露しました。
ここで少し松下唯さんのお話を。唯さんがSKE48を卒業したのは2011年、つまり僕がSKE48を好きになった年です。「唯さんを一目見てみたかった…」そんな気持ちになったことを今でも覚えています。ということは、あれから14年もの月日が経ったわけですが、まさかこのタイミングで唯さんをお目にかかれるとは。人生何が起こるか分かりませんね。夢を叶えてくださりありがとうございました。
青春のど真ん中にいた倉持明日香さん松村香織さん
続いてのゲストは、倉持明日香さんと松村香織さんも。このお二人もまた、僕の青春ど真ん中にいました。恥ずかしながら、明日香さんと香織さんを目の前で見るも人生初。僕の記憶が当時のままなのか、皆さん今も変わっていないんです。だから僕も、過去にタイムスリップしたつもりでトークを聴いていました。
そしてRESETへ
そうそう。恥ずかしながらそこで初めて知ったのですが、出口陽さんのSKE48卒業公演は「RESET」だったのですね。当時のチームKに推しメンがいたこともありますが、それを差し引いても僕が一番好きな公演。その中の一曲に「ジグソーパズル48」があります。
「月日は静かに流れ 僕は大人になった」
「ステージ立ってる君は 今も輝いていた」
当時大学生だった僕は30を過ぎ、見える景色も、背負う責任もすっかり変わりました。ゲストで登場した松下唯さん、倉持明日香さんも松村香織さんも、そして出口陽さんも、自分の足でそれぞれの人生を歩んでこられました。皆さん本当に、今も変わらず輝いていたのですね。
バンドによる生演奏
今回のライブは、バンドによる生演奏つき。これがまた迫力満点で、出口陽さんの10周年を祝う演奏をしてくださいました。「プロってすごいな…」という単純な表現しかできない自分が悔しいです。
ドラム:三田結菜さん(Xはこちら)
ベース:稲葉雅人さん(Xはこちら)
ギター:右近輝明さん(Xはこちら)
11年目のハジマリノオト
ライブ終盤に「10年前の曲」という紹介とともに歌い始めた「ハジマリノオト」。陽さんはきっと、この10年間を振り返りながら歌っていたのだと思います。重く、熱い気持ちが僕たちにも伝わってきました。それに…、ステージが暗転するとともに目頭をおさえた陽さん。その姿がすべてを物語っていました。思いは、届くのですね。
感謝の気持ちを胸に、また明日から
大きなステージに立つ陽さんは、裏方さんを含め、自身に関わるすべての人たちへ感謝の言葉を述べていました。たくさんのお客さんの前で全力で歌う中でも、感謝の気持ちを忘れない陽さんが素敵すぎます。
そんな陽さんを見ていると、僕たちも感謝の気持ちでいっぱいになります。いつも、いつもかけがえのない時間を共有してくださる陽さん。本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを胸に、また明日からがんばろう。
出口陽さんの歌を聴き…、全力でパフォーマンスする姿を見ると、そんな気持ちになれるのでした。
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