
初めての地は、なんでも被写体になる
甲府に行くのは、今回が人生で初めて。
特急列車に乗っているとき、すでに旅気分が高まって、見えるものすべてが新鮮に感じました。そんな感覚のまま、ついシャッターを切りたくなる。初めての場所って、それだけで特別な被写体になるんですね。
持っていったカメラは「Leica D-LUX 8」。
とにかく気になったら撮る。構図や露出を気にして止まるよりも、どんどん歩きながら撮る。そういう“勢い”に任せて撮るのが好きなんです。
なので上手く撮れたかどうかは別として、「撮りたい」と思った気持ちに素直になれた自分に拍手。
非目標性の散歩

最近、再読していた『限りある時間の使い方』という本の中に、「非目標性の体験」という言葉が出てきました。
要は、「何かを達成するためじゃなくて、その行為自体を楽しむ時間」のこと。あえて目的を持たないことで、余白が生まれて、気持ちが自由になる。そんな感覚です。
「甲府に行って何をするの?」と聞かれても、うまく答えられません。ただ「知らない街を歩きたかった」。それだけなんです。
だからシャッターの枚数なんて気にしていなかったけれど、帰宅してLightroomに写真を取り込んだら、なんと198枚。そんなに撮ってたのか…と、自分でもちょっと驚きました。
写真はこれから、じっくり整理

というわけで、まだ全部の写真には目を通せていません。
でも、今日のうちに「甲府へ行ってきたよ」ということだけは記録しておきたくて。
写真の整理はまたゆっくりやります。どんな1枚が残るのか、楽しみにしながら。