【観劇記】AKB48「RESET」公演(2025/06/29)

約10年ぶりに(?)、AKB48の劇場公演へ行ってきました。それも、当時僕が大好きだった「RESET」公演。かつて秋元康さんが「歌は思い出の目次」と言っていましたが、まさにその通りで、10年前に読んだ目次に戻った感覚です。
出演メンバーとセットリスト
【出演メンバー】坂川陽香、鈴木くるみ、田口愛佳、徳永羚海、長友彩海、布袋百椛、正鋳真優、山﨑空(敬称略)
- overture
- RESET
- 洗濯物たち
- 彼女になれますか?
- ウッホウッホホ
- 制服レジスタンス
- 奇跡は間に合わない
- 逆転王子様
- 明日のためにキスを
- 心の端のソファー
- 毒蜘蛛
- オケラ
- ホワイトデーには…
- ジグソーパズル48
- 星空のミステイク
- 夢の鐘
- 引っ越しました
イントロではやくも涙|RESET
overtureが終わり、「RESET」のイントロが流れ出す。
僕はここでもう泣きました。
全力で踊るメンバー、久しぶりの劇場と空気感、当時の記憶。すべてが混ざり合いました。泣かない、なんて無理です。かけたばかりのメガネを外しました。
「RESETして また振り出しへ」
僕が一番好きな歌詞です。今やメンバーを一人も知らない状況ですが、過去の記憶はリセットして、今のAKB48を見るんだと。
この流れが好きなんだ|奇跡は間に合わない
僕が一番好きな公演として「RESET」を挙げる理由。いくつかありますが、真っ先に思い浮かぶのは「流れ」です。
特に、奇跡は間に合わない→逆転王子様の流れは反則。
「奇跡は間に合わない」は、メロディーも歌詞も踊りも大好き。間奏部分での帽子を使ったパフォーマンスは、一度見たら忘れられないですよね。「アイドル=かわいい」だけじゃなくて、「アイドル=かっこよく踊ることもできる」と。
そこからの「逆転王子様」。たった今「かっこよく踊る」なんて言っておきながら、こちらは衣装も曲調もkawaii系。メンバーが入れ替わる時に、帽子を被せてあげるパフォーマンスがたまらなく好きです。
AKB48はまだ剥がれない|ジグソーパズル48
「ジグソーパズル48」
AKB48の勢いが加速している最中に、秋元康さんは、「AKB48が古くなった世界観」を書いているんですよね。
「君は 今も ここで 歌っているのか?」
いいえ、もういません。でも、今も歌い継がれているし、踊り継がれている。
「月日は 静かに流れ 僕は 大人になった」
当時大学生だった僕は、もう30を過ぎました。
「古い曲を 僕は 思い出せるか?」
もちろん、RESET公演の曲をすべて思い出すことができます。
本当にいい曲ですよね。今日出演されたメンバーたちには、どんなふうに聴こえているんだろう? そんなことを思ったのでした。大切に歌って、踊ってくれてありがとうございます。
お見送りはダブルピースで
終演後は、メンバーによるお見送り。
僕たちは、ステージに立つメンバーに手を振りながら帰ることができます。
「手を振るだけじゃもったいないよなあ」と思った僕は、まず、両手でピースを作りました。それを頬のあたりに持ってきて、手を振ることにしました。ダブルピースでバイバイ、ですね。
するとなんと!! メンバー全員が、ダブルピースを返してくれました…。
魂が抜けましたね。さすがに。まさか返してくれるとは。
というわけで…。次に劇場へ行けるのはいつか分かりませんが、また行きたいなと思いました。
というか、絶対に行くぞー!
コメントを残す